一本の木から全国へ 庄内人の育種魂

鶴岡に住みながら始めて庄内柿の原木に遭遇。

住宅街のど真ん中に凛々しくたっている姿にちょっと感動。

庄内柿は日本各地でみられるソメイヨシノといっしょですべてこの木から始まっているそうだ。

庄内柿は平核無という種なし品種、庄内では家庭の庭先にも植えられている。

案内板によるとそこから派生し、新潟では八珍柿に佐渡ではおけさ柿になったり、突然変異種が刀根早生という品種になったりして日本各地でたくさん作られているそうだ。

この一本から日本全国へ、スケールの大きい話だ。

昔の庄内にはたくさんの育種家がいて様々な品種を改良してきた歴史がある。

米や野菜もそうだしだだちゃ豆も当然、一般の育種家によって発見され育てられてきた。

ほんの少しの違いを見抜き、それを育てて立派な品種にするまでは相当な苦労があったはず。

そんな庄内人のDNAが自分にも流れているとちょっとうれしくなる。

うちの枝豆畑にもいろんな可能性があるはず。

自分もちょっとした違いに気づく目を養っていかないと。

庄内柿の原木

庄内柿の原木

 

“一本の木から全国へ 庄内人の育種魂” への1件の返信

  1. 新潟市秋葉区の八珍柿が庄内柿の原木の原木ですよ。
    庄内柿の苗木は新潟から持ち帰ったもので八珍の遺伝子と一致しているのが後から分かっております。

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