このかき揚げを見ると思い出す ある夏の一日

昔、我が家では食卓に上がらなかっただだちゃ豆のかき揚げ。
久しぶりに今日の食卓に上がった。
いつ見てもこれを見ると思い出すある夏の一日。
10年くらい前にテレビの取材を受けたときに半ば強制的に作らされたのがこれだった。
朝の収穫から、夕方の食事まで一日中カメラに追われ、みんな大変だったなー。
しかも放送は10分くらいで俺は全く映らず。
それは仕方ないんだけど、今でも夏になるとだだちゃ豆のネタでテレビ取材がよくきてるけどやっぱり大変だよなー。
いい思い出なんだけど。

だだちゃ豆のかき揚げ
dadachamamenokakiage

だだちゃ豆を食べて おいしくなるウニ

2月25日付の荘内日報に気になる記事があった。

なんとウニにだだちゃ豆を食べさせて美味しくしちゃう!

1面に出てたけど最初は何のことかわからんかった。

よく読んでみると海藻類が少なくなる症状の磯焼けを引き起こすムラサキウニにだだちゃ豆の残差を食べさせるとのこと。

ムラサキウニ自体は食べるところが少なく生臭いこともあり元々食用には向かないそうだ。

そのウニにだだちゃ豆の残差を食べさせてウニ自体を美味しくしちゃうっていう斬新、かついいとこどりの研究。

しかもこの研究をしているのが加茂水産高校の生徒というからまた驚き!!

厄介者(うに)と捨てるもの(残渣)の組み合わせからマイナスをなくするだけではなく新しい食文化を生むかもしれない。

この研究がいい結果が出ることにとっても期待してます。

 

2月は去る 迫る準備に気持ちも落ち着かず

2月はホントに早い。

今年は29日まである例外年だけどそれでも一時。

3月がもうすぐそこ。

毎年のことながら春にできることをもっと冬の間にやっておけばよかった。

あれもしなきゃ、これもしなきゃと気持ちばかりが先を行く。

3月になったらだだちゃ豆畑の準備、田んぼの準備、種の準備が始まってしまう。

早くこいこい春なんだけど今の時期が一番同時にソワソワする。

待ってろよ春、できれば天気がいいと最高なんだけどなー。

つや姫 雪若丸 だだちゃ豆 ブランディングの行方

今日は全国ブランド米産地生産者交流大会in山形の会議に参加。

つや姫デビュー10周年に合わせての大会。

近年は全国各地でブランド米のデビューが相次いでいる。

新潟の新之助。

富山の富富富。

北海道のゆめぴりか。

福井のいちほまれ。

青森の青天の霹靂。

岩手の銀河の雫。

などなど。

熱い戦いが続く。山形のコメ、これからも負けられない戦いが続くなー。

大会のチラシ

全国ブランド米産地生産者交流大会

だだちゃ豆直売所情報その4

直売所 あんちゃ

だだちゃ豆発祥の地鶴岡市大泉「白山」集落の生産者による直売所。

ここで販売されているだだちゃ豆はすべて白山集落産の「白山だだちゃ」です(品種の白山とは違います)ので

ちなみにあんちゃとは庄内弁で息子などの意味。

その家の親父さん(だだちゃ)ではなく息子さん(あんちゃ)たちによる直売所です。

だだちゃ豆直売所あんちゃ

だだちゃ豆直売所あんちゃ

 

 

 

 

 

枝豆の剛毛 指紋を消す

今日は急遽お休みの選別作業スタッフの代わりにだだちゃ豆選別作業。

朝7時半から昼の1時半まで。

長い!

眠い!

そして腰痛い!

椅子に座っての長時間作業なので眠さと腰痛は付きまとう。

いつもこの作業を担っていてくれている女性スタッフには感謝感謝!

今日の品種は「白山」、本豆と呼ばれるだけあって一番だだちゃ豆らしくある。

当然、茶毛の濃さと剛毛ぶりは群を抜いている。

一日くらいならと手洗いした素手で戦いを挑むも、手のひらは白くカサカサにされ指先の指紋は薄くなる始末。

明日は選別作業の女性陣を見習ってしっかりと手袋をして戦いに挑もう。

選別作業を戦い抜いた指先

選別作業後の指先

 

だだちゃ豆直売所情報その3

百万石の里 しゃきっと

会員で運営している産直施設。

鶴岡地区の産直施設の草分け的存在。

年間を通してお客様参加型のイベント多数。

今では当たり前のだだちゃ豆の個人の試食提供もここからスタートしています。

百万石の里しゃきっと

だだちゃ豆直売所情報その2

モントアール

JA鶴岡直営の産直施設。

鶴岡市内に3店舗あります。

モントアールの意味は庄内弁で「たくさんある」。

だだちゃ豆もたくさんの生産者が出荷しています。

また、各生産者の試食も豊富。

モントアール白山店

モントアール白山店

だだちゃ豆直売所情報その1

令和元年に40周年を迎えた「大泉だだちゃ豆直売所」。

現在80歳前後の農家の女性たちが始めた最初のだだちゃ豆直売所。

今でもだだちゃ豆直売所といえばここが有名。

毎年、施設のオープンにはテレビ局が来ているぐらい夏の風物詩。

現在は息子、孫世代も活躍中。

また、今は珍しい枝付きも販売。

大泉だだちゃ豆直売所

大泉だだちゃ豆直売所

枝豆もそんなに見つめられたら恥ずかしい

だだちゃ豆の絶賛収穫中。

収穫した後には機械で枝から莢を落とし、洗浄して選別、袋詰めの作業工程。

中でも選別作業は人の目に頼る仕事。

ホッパーから選別ベルコンに落ちてきたものの中から、一粒、割れたもの、害虫にかじられたものなどなど人の手で取り除く。

我が家では6人の女性陣にお任せ。

長時間の作業を根気よく頑張ってもらっている。

ベルコンの上に落ち、まな板の上のコイ状態のだだちゃ豆は12の瞳に見つめられながらコンテナの中へ。

12の女性の瞳に見つめられてお客さんのもとに旅立っていくなんて幸せ者~。

2019だだちゃ豆の選別作業

2019だだちゃ豆選別作業



c 2019 松浦園芸