しゅぽしゅぽ の ホントの名前

春作業に向けて田んぼやだだちゃ豆畑で使う農機具整備。

燃料タンクから燃料を抜くときにはしゅぽしゅぽが欠かせない。

ホースに亀裂ができてたので近くのホームセンターで即購入。

98円。安っ!

値段に気を取られていると商品名が書いてある。

「ペコペット」

こんな名前だったのか!

安くて、便利で、しかも使い方はサイフォンの原理。

こんなにすぐれ物でも販売している人にはほんとに申しわけないがしゅぽしゅぽと呼んじゃいそうな気がするし、正式な名前を忘れてしゅぽしゅぽと呼んでも困らないだろう。

正式な名前を忘れても差し支えがない気がする。

販売している方、失礼でほんとにすみません。

今日、3月11日は東日本大震災が起きた日。

震災の記憶は決して風化して忘れないようにしないと。

ペコペット

ペコペット

 

 

 

2月は去る 迫る準備に気持ちも落ち着かず

2月はホントに早い。

今年は29日まである例外年だけどそれでも一時。

3月がもうすぐそこ。

毎年のことながら春にできることをもっと冬の間にやっておけばよかった。

あれもしなきゃ、これもしなきゃと気持ちばかりが先を行く。

3月になったらだだちゃ豆畑の準備、田んぼの準備、種の準備が始まってしまう。

早くこいこい春なんだけど今の時期が一番同時にソワソワする。

待ってろよ春、できれば天気がいいと最高なんだけどなー。

つや姫 雪若丸 だだちゃ豆 ブランディングの行方

今日は全国ブランド米産地生産者交流大会in山形の会議に参加。

つや姫デビュー10周年に合わせての大会。

近年は全国各地でブランド米のデビューが相次いでいる。

新潟の新之助。

富山の富富富。

北海道のゆめぴりか。

福井のいちほまれ。

青森の青天の霹靂。

岩手の銀河の雫。

などなど。

熱い戦いが続く。山形のコメ、これからも負けられない戦いが続くなー。

大会のチラシ

全国ブランド米産地生産者交流大会

枝豆の剛毛 指紋を消す

今日は急遽お休みの選別作業スタッフの代わりにだだちゃ豆選別作業。

朝7時半から昼の1時半まで。

長い!

眠い!

そして腰痛い!

椅子に座っての長時間作業なので眠さと腰痛は付きまとう。

いつもこの作業を担っていてくれている女性スタッフには感謝感謝!

今日の品種は「白山」、本豆と呼ばれるだけあって一番だだちゃ豆らしくある。

当然、茶毛の濃さと剛毛ぶりは群を抜いている。

一日くらいならと手洗いした素手で戦いを挑むも、手のひらは白くカサカサにされ指先の指紋は薄くなる始末。

明日は選別作業の女性陣を見習ってしっかりと手袋をして戦いに挑もう。

選別作業を戦い抜いた指先

選別作業後の指先

 

インバウンドは農業で 収穫体験で待ってます

久しぶりの大阪へ。

以前来た時も外国人が多かった気がしたけどもっと増えてる気がした。

しかも、欧米、東南アジア、東アジア様々な国から来てるようだ。特に中国の人が多そう。

中国からの爆買いは終わってると言われてるけどインバウンドはまだまだ可能性大。

インバウンドは大都市に集中しているようだけど鶴岡にも、もっともっと来て楽しんでいってもらいたいところ。

都会にはない魅力がいっぱいある。

先日は2019年に外国人が訪れるべき日本の観光地ランキングトップ10で8位に選ばれてた。

魅力の一つに美味しい食べ物もあるだろうけど観光農業にも可能性はあるのか。

うちのだだちゃ豆を収穫体験しにくる外国人いたらスゲー面白いんだけどな。

それに備えて英語の勉強でもしよう。

 

ギネス認定 世界で一番高いコメ

もはやコメの値段なのか。

なんと1kg、1万1304円!ギネス認定の世界一高価な米。

中身は米・食味分析コンクールで入賞した複数生産者のコメのブレンド米で玄米の栄養成分を残してるとのこと。

誰が買うんだろうといぶかるが限定販売ですぐに売り切れ。

さらに海外でも人気とのこと。

もう自分の頭では理解ができないかな。

でも海外で日本のコメが美味しいと認知されるきっかけになってほしいな。

土づくりから始まる 美味しい農作物づくり

春に向け、土作りのことをしっかり考えれる時間が出来てきた。

まずは前年を振り返ることから始めないと。

それと現在の土の状態の確認。

今年から使う資材を少し変更しなければならなくなったのもあって、もう一度よく考えるチャンス。

しっかり今の現状を把握して必要なものを足して、足りているものは入れない。

なんて足し算引き算みたいに土作りも簡単にいったら楽なんだけどな。

緑肥の効果もしっかり確認しないといけないし。

やっぱり土作りには時間がかかる。

美味しい作物はすぐにはできない、継続が何より大事!

土づくり資材のパンフレット

土づくり資材のパンフレット

大地を喰らう 魔女の雑草

アフリカやアジアで猛威を振るう雑草を駆除する薬剤が日本で開発されたそうだ。

ホント日本の開発力はすごい。

ストライガという雑草はトウモロコシの根っこなどに寄生し栄養分や水分を吸収し穀物を枯らしてしまう寄生植物。

日本と同じ条件では考えれないけど被害が大きくなれば食糧難にもつながっていくのかもしれない。

今、だだちゃ豆栽培でも多発しているダイズシストセンチュウになんとなく似てる気が。

だだちゃ豆栽培ではここ数年、多発することへの対処で高額な薬剤防除をする畑が増えてきた。

我が家でも発生は確認されてるけど何とか薬剤に頼らず緑肥による土づくりで対処できないか模索中。

薬剤と違ってすぐには結果には結びつかないけど畑の大切な菌を殺さずに美味しい豆づくりにつながっていってくれると信じて頑張のみ。

今でも3K だいじょうぶか農業イメージ

きつい、きたない、危険の3K。

昔は高学歴、高収入、高身長の対比語みたいに使われてた。

テレビの4K8Kのほうがピンと来るけどいまだに農業のイメージは3Kなようだ。

国が発表した農林漁業世論調査の結果が残念すぎ。

8割以上の回答で肉体労働がきつい、収入が不安定との回答だったそう。

8割以上ってどんなやねん!

分かんない人もいるからほぼ9割方。

こんなの見たらやりたいと思う人が増えるとは思えない。
最近、農家ではない年輩の方の鶴岡の農業を語る会なんてのに呼んでいただいたが、話の中心は問題点ばかり。

思わず「いいとこいっぱいあるんじゃ」ってちょっとキレてしまった。

農業は悪いことばかりじゃない。

いいことも沢山ある。

もっと自分も農業の良さをアピールしていかないと!

うちらの種はどう守る 続々と条例設定中

山形県でも県主要農作物種子条例制定が県議会で可決されたそうだ。

今年の4月1日に国の主要農作物種子法が廃止されたことに対する県としての対応。

これによってどうなるのか。

自分なりに考えてみると優良な種子を作り、優良な農作物を作ることが国内競争から世界での競争に変わること。

そしてその種子を持つ企業なりが圧倒的な力を持つことかな。

わたしにははたしてどんな影響があるのか?

考えてもわからんがより広い視野でモノを考えないといけないのだろう。

これとまったく真逆を行くのは「だだちゃ豆」など種の生産がとても難しい在来、伝統野菜といったもの。

これからの農業はこれまでの時代よりも、もっと大きな変化が起きていくんだろうけど自分の考えをしっかり持たないと。

こんな時代だからこそ、まずは目の前の自分の農業を見つめ直さないといけないな。





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